なぜ漢方医学では、何かあれば桂枝湯、決めかねれば小柴胡湯と言うのか
今日は中医学の二つの古典的な処方についてお話ししましょう桂枝湯と小柴胡湯なぜ「何かあれば桂枝湯、迷ったら小柴胡湯」と言われるのでしょうか?さっそくその答えを明らかにしましょう。

まずは桂枝湯について話しましょう。桂枝湯は桂枝、白芍、生姜、大枣と炙甘草これらの薬味で構成されています。これらの薬はすべて薬食同源であり、組み合わせることで人体の陰陽バランスを調節し、正気を高めることができます。つまり、私たちがよく言う免疫力のことです。『内経』には「正気が内に存すれば、邪は干すことができない」という言葉があります。意味は我々の体内の正気が十分であれば、外邪は容易に我々を侵すことはできませんだからね、時々桂枝湯を一碗飲むだけで、私たちの体の正気が十分になり、病気から遠ざかることができるんだ。

次に小柴胡湯について話しましょう。小柴胡湯の適応症は体内の正気と邪気が争い、身体が瘀血で詰まり、口の渇きや苦味、心の煩わしさ、胸部の膨満感、便の乾燥、食欲不振、吐き気や嘔吐などの症状が現れる小柴胡湯の柴胡は、陽気を昇発させる役割を担い、黄芩は逆気を降ろし熱を清める役割を担います。党参、生姜、大枣、甘草この数種類の薬は、主に脾胃虚弱を調理するためのものです。半夏は、胃を和らげて逆流を抑える働きがあります。こうすることで、上がるべきものは上がり、下がるべきものは下がり、散じるべきものは散じ、気血の滞りがなくなり、気の流れが回復し、体は正常な状態に戻ることができます。

全体的に言えば、桂枝湯と小柴胡湯はどちらも中医学における古典的な処方です。桂枝湯は普段の体調管理や正気を高めるのに適しており、小柴胡湯は体に正邪の争いや瘀血などの症状が現れた時に服用するのに適しています。もちろん、薬を使用する前には専門医の意見を仰ぐことが望ましいです。